デザイン・コーディング

コーディングやプログラミングのためのおすすめエディタツール4選

コーディングやプログラミングをするときに、必ず使用するエディタツール。今は使っているエディタ以外のエディタはあまり使ったことがないという方も多いのではないでしょうか?そこで今回はコーディングやプログラミング行う際のおすすめのエディターツール「TeraPad」「Brackets」「Dreamweaver」「Visual Studio Code」のそれぞれの特徴とメリットを簡単にまとめてみました。

コーディング

目次

TeraPad

費用:無料
日本語対応:デフォルト
最大メリット:軽い

TeraPadのメリットは「とにかく軽い」ということです。普段コーディングをすることがない人、もしくはほんの数分の作業のみしたいという場合はTeraPadがおすすめです。

TeraPadはWindowsに標準搭載されている「メモ帳」の上位互換といったところで、主な機能は「行番号表示」「HTMLタグの自動色分け」「ブラウザでのプレビュー機能」です。コーディングに必要な最低限のものが備わったエディタといえるでしょう。

シンプルだからこそ操作に迷うことがありません。ちょっとコーディングをやってみたい、という初心者におすすめです。とはいえ、最低限の機能しか備わっていないため、これからコーダーとしてステップアップをしたい方は別のエディタに移ることをおすすめします。

Brackets

費用:無料
日本語対応:デフォルト
最大メリット:豊富な拡張機能

Bracketsののメリットは豊富な拡張機能です。オープンソースで開発されいるため、ソースコードを編集して自分が使いやすいように作り替えることも可能ですし、無料のプラグイン(拡張機能)も多いためカスタマイズ性に優れているといえます。

Bracketsは軽めのエディタでありつつ機能が十分に揃っています。TeraPadで紹介した最低限の機能はもちろん、他には「ライブビュー」、「ホバービュー」「コードの折り畳み」「CSSのクイック編集」「開始タグのハイライト表示」などがあります。

入れるプラグインを工夫すれば、コーディングを始めたばかりの初心者から、とことんカスタマイズして効率化をしたい上級者まで使える優れたエディタです。ただしプラグインを入れすぎると重くなるのが難点とも言えます。

オープンソース

Dreamweaver

費用:2,480円/月
日本語対応:デフォルト
最大メリット:デザイン画面の分割

Dreamweaverのメリットはデザイン画面の分割機能です。リアルタイムにコードの変化を確認したり、デザインビュー選択でコードの位置を把握したりすることもできるため、プロからも愛される所以となっています。

他に挙げられるDreamweaver独自の機能としては、サイトの管理を行っていば、相対パスで書かれたファイルを新しいディレクトリにあわせて一括して修正してくれる、というものです。テンプレートページを作成してページの量産作業をする方にはとても便利な機能ですね。

Dreamweaverは多くの機能がデフォルトの状態で備わっており、「TeraPad」や「Brackets」で紹介した機能、タグ候補やインデント整理など「Brackets」では拡張しなければならなかったものも標準搭載されています。

また、Dreamweaverはボタン一つで画像やCSSも設定できるため、imgタグのパスを書く必要もなく、HTMLとCSSを連携させるのも簡単です。初心者でもミスの少ないコーディングが可能となります。痒い所に手が届く機能が備わっているため、初心者から上級者まで使えるエディタです。ただし、他と比べて動作がやや重くなりやすいというデメリットがあります。

Visual Studio Code

コスト:無料
日本語対応:設定で可能
最大メリット:軽い動作で豊富な機能

Visual Studio Codeのメリットは安定した動作パフォーマンスを抑えつつもデフォルト機能が豊富という点です。起動する時や重いファイルを開いた時も、速度・パフォーマンスが非常に安定していて使いやすくなっています。また、公式のドキュメントが詳しいというのも魅力のひとつです。

Visual Studio Codeの代表的な機能としては、「統合ターミナル」「Git連携」「ミニマップ」などがあり、拡張機能では「クラウドでの設定管理・同期」などがあります。デザイン分割やサイト管理機能以外はDream weaverの機能性とほぼ同格です。

Visual Studio Codeは比較的新しいツールにもかかわらず、既に一定の支持を集めている高機能なエディタです。拡張機能やテーマ設定、ショートカットカスタマイズなども可能なため比較的自由度が高く、幅広い層で使われています。

自分にあったツールの模索

今回はおすすめエディタツールを4つご紹介しましたが、このほかにも「Atom」や「Sublime」などが存在し、それぞれに特徴があります。自分の好みにあう、合わないがあったり、実際に使用してみないとわからない面もあるため、ぜひ色々試して自分に合ったものを探してみてください。

この記事の著者

itra
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