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失敗しない!オンライン研修のポイントとコツを紹介!

コロナウイルスの感染拡大防止を受け、従来の対面型の研修の代わりにオンライン研修の実施が増加しています。オンライン研修は自宅で手軽に研修を行うことができる一方、オンラインならではの問題点が多く存在します。今回は、オンライン研修をスムーズに成功させるためのポイント・コツ、また注意点をご紹介します。

オンライン研修のコツ

目次

オンライン研修を運営するポイント・コツ

ここでは実際にオンライン研修を行う上で抑えておきたいポイントやコツをご紹介していきます。

Web会議ツールの選定

まずは、研修に最適なWeb会議ツールを選定しましょう。Web会議ツールには以下のようなものがあります。

  • Zoom
  • Google Meet
  • Microsoft Teams
  • Skype

ご自身の研修に応じて最適なツールを選定しましょう。

Zoomの使い方に関して別記事で紹介していますので下記からお読みください。

オンライン研修の受講手順を受講者に説明する

事前に受講者にむけてオンライン研修の受講手順を説明しましょう。オンライン研修ではWeb会議ツールの使用が一般的に使用されるため、使用に慣れていない受講者は受講当日に困惑してしまう可能性があります。カメラのON・OFF切り替え方法やチャットツールの使用方法などWeb会議ツールの操作方法を受講者に説明することで研修当日スムーズに研修を開始することができます。

研修の時間配分を計画する

事前に研修当日のタイムスケジュールを決めておきましょう。研修の効果を最大限発揮するポイントは受講者の集中力を維持することです。研修の開催者は受講者の気持ちを考え、研修時間や休憩の時間を設定しましょう。また研修の時間配分を設定することで、開催者側も研修が予定通りに進行しているかを確認できます。

事前リハーサルをする

研修を行う前に事前リハーサルを行いましょう。リハーサルでは研修当日使用する運営のネットワーク状況を確認し、当日と同じ環境から接続し映像や音声のチェックを行います。そうすることで当日ネットワークの不具合でWeb会議ツールにつながらないなど本番でのトラブルを防止できます。特に登壇者が多い研修では事前リハーサルは必須で行いましょう。

進行役とは別にサポーターを配置する

テクニカルトラブルなど、もしもの時に対応できる人員を準備しておきましょう。オンライン研修はネットワーク環境に大きく影響されます。そのため受講途中で進行役の画面が映らなくなってしまったり、音声が聞こえなくなってしまう通信トラブルの発生が予測されます。技術面に詳しい人員を用意しておくことで、急なトラブルに困惑せず早急に研修を再開することができます。また、受講者の質問やトラブルに専門で対応する人員を確保しておくことで、受講者への対応に時間を取られることなく研修を進行することができます。

受講者の成果物を共有できるようにする

受講者のアウトプットが必要となる研修では受講者同士が意見やアイデアを確認できるようなサービスやアプリケーションを準備すると良いでしょう。オンライン研修では受講者間のコミュニケーションが取るのが難しく、意見の共有がしにくい問題があります。開催者は受講者がよりリアルな意見の交換を行えるように工夫する必要があります。例えば、PowerPoint上で開催者が事前にワークシートを作成し、受講者に配布、その後ワークを行い、最後に受講者に画面共有を行ってもらうことで意見の交換を行うことができます。また、Googleスプレッドシートを使用しリアルタイムでアイデアを共有するという案もあります。開催者は研修の性質に応じて受講者の間のコミュニケーション環境を適宜工夫する必要があります。

チャットツールの利用

受講者が運営、受講者間で気軽にコミュニケーションが取れるよう、チャットツールの使用を促しましょう。オンライン研修では直接の会話が難しい側面があります。チャットツールを使用することで、些細な疑問を運営に聞けたり、受講者間同士で気軽にコミュニケーションをとることができます。

アンケートから改善

研修後にはアンケートを実施し、次の研修に活かせるようにしましょう。オンライン研修では受講者のリアルな表情が見えづらいため、客観的に研修がうまくいっているどうか確認しづら傾向にあります。研修後にアンケートを配布し、研修を終えた受講者のリアルな感想を知ることでその後の研修に大きく活かすことができます。アンケートはGoogleフォームなどから簡単に収集することができるので、是非活用しましょう。

オンライン研修開催時の注意点

オンライン研修を行う上で注意すべきポイントをご存知でしょうか。ここではオンライン研修の注意点をご紹介します。

受講者のカメラは原則ONにしておく

受講中は可能な限りカメラをONにしておくように受講者に伝えましょう。先述した通り、オンライン研修ではいかに受講者の集中力を維持させるかがポイントになります。受講者はカメラをONにすることで対面さながらの適度な緊張感の下で研修を行うことができ、また開催者も適宜受講者のリアクションを確認しながら進行することができます。カメラ機能のONは受講者と開催者双方にとってメリットがありますので、是非実施することをお勧めします。

実習型の研修には向いていない

オンライン研修は実習型の研修には向いていないので注意が必要です。名刺交換や挨拶など人と対面で行うことが必須となる研修はオンライン上でのフォローアップが非常に難しいです。もし、そうした研修の実施を検討している場合は研修は対面で行い、その後いつでも視聴し復習できるオンデマンド動画として受講者に提供すると良いでしょう。

研修管理システム「manaable」

ここでは、オンライン研修をサポートしてくれるおすすめの研修管理システム

「manaable(マナブル)」をご紹介します。

「manaable(マナブル)」は利用ユーザー数25万人を突破した全業界対応の研修管理システムです。

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研修管理システム「manaable」

ライブ・オンデマンド(e-ラーニング)でのオンライン研修はもちろん、参加者管理や支払管理、受講後のアンケート作成機能など、研修にかかわる業務の一元管理を可能にします。また、manaableは看護協会様をはじめとした多くの職能団体や上場企業などへの導入実績も豊富です。 

まとめ

これまで対面研修のみを行ってきた方にとってオンライン研修実施は少し難しく感じるかもしれません。しかし、オンライン研修はうまく実施することができれば、会場の準備をする必要がないため、対面よりも負担なく研修を行うことができます。オンライン研修を検討している方は是非この記事の内容を参考にして実施してみてください。

この記事の著者

itra
ITRA株式会社

官公庁や大手企業を中心とした大規模なWebサイトを総合的にプロデュースするWeb制作会社。デザインからシステム、サーバーまでWebサイトに関わるお客様の悩みを解決します。